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【Dies irae】榊原ゆいさんにお酒とお肉を奢らせて頂いた話

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どうも!天才チェロ奏者のヌビアです(※今回は過去に一度書いた内容も含まれます)

 

突然ですが、僕には大好きで、かつ人生を変えてくれたゲームがあります。

それが『Dies irae(ディエス・イレ)』という作品です。

 

 

 

僕は3歳からピアノ、6歳からチェロを始めて、

ゲームや漫画などのサブカルチャーについては比較的厳しい環境で育ちました。

 

 

NAR●TOは「『~だってばよ!』なんて暴力的だ!」と言われ見せてもらえず、

スマブラも「暴力を助長する」とされてプレイできず、

空の●界は荒耶宗蓮と戦うシーンを読んでいたところを見つかり取り上げられ(そりゃそうか)

 

 

それへの反動もあって、逆に刺激のある世界観・壮大なドラマにのめり込んでいきました。

その作品の1つが『Dies irae』

 

 

 

超・超・超ざっくりと説明すると、

ナチス・ドイツの超人軍団が現代日本へとよみがえり、主人公たちがその壮大な戦いに巻き込まれていく、というもの。

 

ドイツ語の詠唱、複雑かつ緻密な世界設定、右腕がギロチンになる、宇宙規模の破壊が起こる大規模バトル、魅力的なボス・ライバル……

 

「そそられる要素」がこれでもかと詰め込まれた、いわゆる「厨二作品」の金字塔。

 

 

音楽は間違いなし、男性声優陣も豪華なので、男女ともにどこかのツボにブスリと刺さるはず。

ぜひこの時間がある機会に買ってみて下さい。

【Nintendo Switch移植版(オススメ)】

https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000014216

 

 

最初に惹かれたのがその作品のBGMで、(当時から舞台仕事はしていたものの)「音楽を本業にするか」悩んでいた僕は

なんとかその音楽を手がけていた作曲家さんと会ってお話ししたいと考えました。

 

 

それを作っていらっしゃったのがヨナオケイシ(与猶啓至)さんです。

 

 

ヨナオさんにメールを送り、何と30分で「いいですよー」と返事が届き、

会うことになったという出来事が人生の大きな転換点……なのですが、その詳細はまた別の機会に。

 

 

ともあれ、そこで僕が思ったのは

「この先アニメやゲームの音楽に携わりたい以上、僕は仕事としてこの作品に関わりたい」ということでした。

そこで僕は、1ファンとしてはこれが最後、という決意で池袋で開催されたDies iraeのグッズ販売イベントに行くことにします。

 

 

 

そこで作品のヒロインを務め、主題歌を歌っていらっしゃった声優の榊原ゆいさんとの出会いでした。

彼女はそのグッズ売り場でサイン色紙お渡し会をしていました。

 

 

階段下まで続く長蛇の列。いよいよ自分の番が回ってきて、

そういう時、普通はどういう言葉をかけるだろう?

 

 

「応援してます!!」「頑張ってください!!」「ファンです!!」……

僕が彼女にはなったセリフは

 

 

……また会いましょう!

 

 

ヌビさん
……どうかしてたよなあ!!!

 

 

そしてその言葉を、榊原さんは記憶にとどめていてくださったのです。

『変なこと言う子がいるなーーーーw』と!(笑)

 

 

気付けばもう2年以上……

そこから榊原さんと実際に舞台をさせて頂く機会が何度かあり、

『Dies irae』のゲーム、アニメにも関わらせて頂きました。

 

 

 

人間関係が様々変わる中でも、榊原さんはいつも僕の芯に寄り添って話して下さいました。

公私ともに様々なことを教えて頂き、また苦しい時には助けて頂きました。

 

 

僕にとってこの『Dies irae』という作品は、大ファンだっただけではなく

ヨナオケイシ・榊原ゆいという2人の尊敬すべき恩人に出会わせてくれたモノなのです。

 

 

 

そんな榊原さんと、年明け前に「サシ飲みがしたい!!です!!」とお話しして

お付き合いいただきました。

 

 

 

 

僕はこの時、どうしても言いたかったセリフがありまして。

 

 

ここのお代、僕に出させてください

 

 

2年前のあの日の言葉、覚えていてくれてありがとうございました。

大変な時もあったけど、なんとか俺、音楽だけで食えるようになりました。

この道にいるのは榊原さんに支えて頂いたおかげです。

……もっともっと、音楽やります。

 

 

そういう気持ちで言った言葉でした。

 

 

 

榊原さんは、黙って僕に支払わせてくれました。

……そして2件目に連れて行って頂きました(それは榊原さんの奢りで(笑))

 

 

 

……もう1個、榊原さんのために叶えたい夢があるので、それは叶えた時に話しますねw

 

 

 

さて、この状況だからこそ榊原さんと電話でこんなことを話しました。

 

世界中が危機的状況にある今だからこそ、楽しいことを!

こんな時こそ、僕らを励ましてくれるような作品が、声が、歌が、音楽が必要だと思うから。

 

 

 

すべての想いに、巡り来る祝福がありますように―――!

(アマンテース・アーメンテース=オムニア・ウィンキト・アモール)

 

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