【発想の転換】「アンチの声」へ向き合う方法~音楽やイラストなど、創作で活動する人へ~
こんにちは、チェロ奏者のヌビアです。
近年、アーティストへの誹謗中傷に関する悲しいニュースが後を絶ちませんね。
最初に言っておくと、僕はもともとメンタルがとても弱い人間です。
エゴサをよくすると目につくような、ちょっとした言葉で簡単に傷つくし、
やることすべての気力がなくなってました。怖くて掲示板なんて見たことがなかったです。
「悪口を言われるのは売れている証拠」とかよく言われるけれど
しんどいものはしんどいし、メンタル弱い人に「大丈夫、強くなれ」っていうのは
個人的には「ちょっとキツすぎやしないか?」と思います。
なので僕は、創作者を悩ませる「アンチの声」にどう向き合えばいいのか、
アンチに悩んでいる人のために、自分なりのやり方をまとめたいと思います。
アンチで利益が生まれる仕組みづくり
昨今、ネット社会になって、自由に色々なことを発信できるようになりました。
何かで活動したいと思えば誰だってできるし、本当に創作の世界は自由になった気がします。
でも、その分誰でもいろいろなことを書けてしまうし、それはこちらが止められるものではないです。
「投稿する前に、画面の先の相手のことを考えて」って、
言うのは簡単だけど、それを完全に実現するのはたぶん無理です。
「アンチを生むような方法」を使って話題を集めることもできるし、それは別に問題ないと思います。
でも、その人の売り出し方的に「炎上商法できる人」と「そうでない人」がいる。
だから僕は「アンチを生まない方法」でも「アンチで名前を売る方法」でもなく
「アンチが出てしまったときにアンチを利益にする方法」を提案したいのです。
人間、悲しいことに誉め言葉よりも、悪口の方が目に入ってしまうものです。
100人のファンの誉め言葉を、1人の心無い発言で簡単に忘れてしまう。
それは自分にとっても、ファンにとっても、嬉しいことではないはずです。
そこで僕は、アンチされると自分にお金が入るような仕組みがあれば
心の余裕が生まれて自分もファンもみんなハッピーではないだろうか?
実はこのブログを始めたのは、それが発想の入り口だったのです。
「アンチ」の思考回路
だいたい僕が感じるアンチ的思考回路は以下の通りです。
・ストレスがある
→気に食わない人がいる
→ストレスを発散する標的になる(無意識のうちで)
→ネットという「いつでもどこでも誰にでも」悪口を言える場所がある
→「周りをまきこんで」「公の場で」「もっともな理由をつけて」叩く
(イジメる人間の思考)
→エスカレート
だいたいこういう時に叩かれるのは「コンプレックスの真逆にいる人」です
モテないコンプレックスがあれば、「歌い手」などモテている人間の顔がブサイクだった時などに叩く。
仕事で上手くいってないことがあれば、「仕事で成功している人間」のあら探しをして叩く。
人気歌い手さんの素顔が出たときに、炎上が起こるのはわかりやすい例ですね。
……自分もそうなりかけたことがあったから、よくわかるのです。
いずれにしても「なるべく相手に刺さるように」「理路整然ぶって」
「もっともらしく」「証拠を揃えて」「徹底的に」叩きます。
アンチ行為は、その人のストレス発散につながっている場合が多いので
そのためにアンチは自分が論破して勝つために「情報を集めて」叩きます。

叩こうとするとお金が入る
これは例えばメンタリストDaiGoさんの発信から見て取れるやりかた。
彼は基本的にTwitterはYouTubeやニコニコ動画へのリンクを張るのが中心になっています。
それ以外のつぶやきは1日1つくらい。
Twitterは無料で利用でき、誰でも簡単に攻撃しやすいので、
そこにたくさん情報を集めてもアンチ行為の温床になってしまう。
彼のTwitterはあくまでプライベートの発信や、時々なにかを主張したりにとどめています。
DaiGoさんを叩こうと思ったら、YouTubeの動画や、
さらには有料であるニコニコ動画のコミュニティーに飛ぶしかない。
これで広告収入や、会員チャンネルの収益が増える。
ファンを集めるのと、アンチを気にしないで活動するためのバランスのとり方が
DaiGoさんはとても上手だと思います。
【実験結果と謝罪】過去のTwitter、YouTube、ニコ生のデータを精査したところ、毒舌度合いについては、
・エビデンスのあるブラックジョーク
までは効果的だが、
・上から目線の発言
が入ると逆効果であることがわかりました。今後は節度ある科学的根拠に基づくブラックジョークを限度とします。— メンタリストDaiGo (@Mentalist_DaiGo) October 27, 2019
そして、このようにしっかりとファンを増やすための分析も色々行っていますね。
では僕はどうしているかというと、僕は簡単な教育心理学くらいしか学んでいないので、
彼のように心理を分析したうまいやり方はできません。
ですが、どこで発信するかを変えることはできます。そこでこのブログです。
Twitterでの発信内容は日常的なものや演奏動画などにとどめて、
何かを主張したいときはこのブログに書くようにしています。
そうするとどうなるか。
なんと、ブログが見られる分だけ自分にお金が落ちてきます
ほかにも、例えば自分の「Amazon欲しいものリスト」を公開して
届いたアンチメッセージを晒し、「助けて下さい」と呼び掛けてみるのなどもいいかもしれません。
ブログは、ファンにとっては発信してくれるツールとして役立つし、さらに新たなファンを生むかもしれない。
そしてアンチ行為に対しては、それが思わぬ形で収益を生み、ファンの人たちに還元できるお金になる。
「アンチ」はそれを望んでいないので、自然に消滅する。
何かそういう「仕組み」が1つあるだけで、活動する人の心の支えになるはずです。
故意に炎上させることはオススメしない
ここで1つだけ注意点。あくまで僕は、わざと炎上させることをオススメはしていません。
というか、それは相当難しいと思います。
それが出来ているのは本当に頭のいい人たちや、カリスマ性のあるプロジェクトです。
頑張っている中で心の余裕を奪ってしまうアンチを気にせず、楽しく活動を続けるための方法。
故意に炎上させてうまくやる方法なら、別の方の意見を参考にしてほしいと思います。
その炎上をくぐり抜け、続けた先に成功をつかみ取っている例がたくさんあるはずです。
誰にとっても、アンチというものがなくなることはないし、それはたぶんこの先の社会どんどん増えます。
だからこそ、心には余裕が必要だと思います。何かを作りたい・表現したい人にとってはなおさら。
アンチ行為にもし悩んでいるなら、
誰でもできる方法として紹介してみたので、是非参考にしてもらえたら幸いです。
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