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【マレーシア滞在を終えて】自分の今後の目標と、音楽家として生きる方針を考えてみた

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どうも、ヌビさんです。

今僕は、マレーシアクアラルンプール国際空港、プレミアムラウンジでこの記事を書いている。

夜の23時から10時間を予約、お酒もご飯も食べ放題飲み放題。

 

ひさしぶりに完全な1人きりの時間を得て、この思考回路をまとめようと思った。

 

はーーーービールうめぇーーー!!!

 

旅の終わりのラウンジこそが、僕の至福のひと時だ。色々考えるのには最適。

こういう特典があるもんだから、ダイナースクラブも良いなあと思ってしまう。

 

さて、ほぼ突発的に決めたこのマレーシア滞在で、1ヶ月という間拠点を変えることによって

僕の今後についてだいぶ見えてくるものがあった。

目指していきたい目標も少し変わった。……ええじゃないか、目標なんて変わるものだ。

 

もっともっと「自由」でありたい

日本から8時間のフライト。でも時差は1時間。

TwitterやInstagramを見ていれば、みんなが同じくらいの時間に活動している。

 

近いようで遠い、そんな距離にこの身を置いていたら

まだまだ「日本に囚われている生活だなあ」と、自分を疎ましく感じるようになった。

 

実際、1ヶ月過ごしてみて、チェロを持ち込めなかった以外に仕事での支障はなかった。

作曲も作詞も企画の進行も出来たし、できなかったことはチェロ収録・演奏とステージ活動だけ。

 

僕は元々「権力やら地位やら」に囚われた音楽をやりたくなくて

それを脱出しようと思って去年は動いてみたのだが

この滞在でますますその意識が強まった。

 

「有名になる」とか「大きいステージ」とかも割とどうでもよくなってきた。

去年はまだ、東京ドームとかなんとか言ってた気がするんだけど。

 

これは「大きいステージを目指さない」ということではなくて

あくまでそこは、通り過ぎるかもしれないポイントに過ぎないってこと。

 

武道館だろうがオペラシティだろうが、はたまた50人くらいの箱だろうが、正直すごくどうでもいい。

やりたい「音楽」ができればそれでいい。(というか、上記3つは既に達成済みだ)

大きい舞台だとしても自分のやりたいことに合ってなければやらないし、小さい場所でもやりたいことならやる。逆もまた然り。

 

 

僕の(今考える)到達すべき目標は

環境・予算・国境……あらゆる制約を超えて自分のやりたいことを追求する

 

 

ヌビさん

「明日から1週間は……岡山県で作業しようかな!」「来月からは2週間、ドイツに行ってバーとかで演奏してこようかなー!」

 

 

この自由を実現し、3×4×Sを含めた最高の仲間と音楽をして

かつ、応援してくれる皆に色々なモノを届けたい。

 

その実現のために、僕が今設定した課題は以下の4つだ。

 

今、挑むべき4つの課題

①完全モバイル(移動可能)式の音楽環境を作る

まずは作曲とかの環境を、完全にモバイルに切り替える。

いつでもどこでも持ち運びできるように、オーディオインターフェースは小型のものに限定。スピーカーも小さめにしたいなあ。

パソコンもデスクトップにしようとしてたけどやめた。中田ヤスタカ氏のように、メインはノートPCでやっていこう。

 

国内の移動のために、半年以内に車は必ず手に入れないといけない。

毎月いくら払うとかで気を揉むのは面倒なので、一括で買ってしまいたい。金貯めよ。

 

一番の課題はチェロだ、一番の武器であるこいつのせいで「いつでもどこでも」という行動にだいぶ制約が出る

捨ててえ~~~でも、さすがに捨てられねえ~~~こればかりは断捨離出来ねえ……

 

なので、なんとか手段を考えます。

チェロをいつでも運べるほどお金を得るか、チェロを小型化させるか。

検討の余地ありだ。余地しかない。

 

あとはチェロのレッスンだ。

「チェロを教える」ということはできれば止めたくない。僕は誰かに音楽を教え、魅力を伝えるのが大好きだから。

なのでこれも諦めずに、システム(スケジュール)の構築方法を考えていく。

……僕はよくばり屋さんなのだ。

 

②作曲の実力を上げる

そして、作曲の実力がまだまだ足りない。

もちろんだいぶ上がって来たし、仕事は忙しくもらえるようになってきた

だけど、チェロほど磨かれた武器とは呼べない。

そりゃそうだ、学んだ時間が5~6倍違う。周りに化け物じみた作曲家がたくさんいることもあるかもしれない。

 

まだまだ努力しないといけないけれど

楽しいことの努力はいくらでもできる。

ヨナオケイシ師匠のお力も借りよう、今まで「見て盗む」ことに集中してきたけど、実際にもっと教えてもらおう。

すみません、またお世話になります。

 

③毎月の不労所得を得る

僕が上記2つに加えて必要だと思ったのはこれだ。

音楽家は曲を作って、演奏して、お金をもらって、終わり。

 

僕はもっともっと、音楽で得たお金を、僕の音楽を求めている人に還元したい。

なので不労所得を得ていくことにした。手段は内緒、実現したらノウハウを公開する。

この仕組みはだいぶ整いつつある、来年度までに月収20万円を不労所得で得られるように動いていく。

 

去年、まだお金に乏しく、借金に苦しんでいたころ

『来年度までに月収を倍にする』と宣言して、現在それは実現している!

できるはずさ、僕の大まかな計算が正しければね。

 

④音楽で得たお金を、応援してくれる人に還元する

③が実現すれば、これも実現できるようになる。

不労所得が月収20万になれば、音楽で得たお金をすべてファンのために還元できる。

 

今は音楽で得たお金で生活しているが、

それを全部自由に、ファンに投げられるとなればワクワクものだ!!

 

 

さいごに

「上を目指す」「もっと大きなことを」「広い場所で」「有名になる」……

通過点でしかないことが、いつの間にか到達点にすり替わって、それに妄執してしまうことがある。

 

もちろんそれらも素敵だが、僕にとってそれは「ベスト」ではなく「ベター」だ。

今の僕の「ベスト」は「あらゆる束縛を超えた自由な音楽をすること」。

……まあ、変わるかもしれんけどね!!

 

先述した4つの目標を実現するため、この1年間を逆算して走り抜けていこう。

きっと次の1年も、最高のものにしてやる。

 

 

そんなことを考えながら夜の4時、クアラルンプール空港に朝が来る。

僕はこれから友達と、ランカウイ島へ1泊2日のバカンスだ。少しの間この目標は忘れて、楽しむとしよう。

それでは、今回はこの辺で!

 

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