チェロブーム到来か!?小島秀夫監督最新作『DEATH STRANDING』をチェロ奏者が観る!
今大注目のゲームがあります。
あの大人気ゲーム『メタルギアソリッド』シリーズを生み出した
小島秀夫監督最新作『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』です。
海外ハリウッドの大物映画監督からも高い評価を受け、ゲーム業界に革命をもたらした小島監督。
不思議な映像、今までのゲームからは想像もつかないゲーム性、魅力的なキャラクターの数々……
KONAMIの制作チームを外れ新しいスタートを切った小島監督が描く世界とは。

何を隠そう、私ヌビアは「メタルギアシリーズ」の主題歌を歌った方と
チェロでステージをやっております!
謎に包まれたゲームの全貌
今まで何本かの告知映像が発表されてきましたが、
いまだに「どんなゲームなのか」「何をするゲームなのか」もはっきりと見えてきません。
ですがそれが映画の告知のように期待感を高めています
映像の中には近未来的な映像から、第一次世界大戦の時のような映像まで登場します。
「つながり/ Connection」というキーワードがたくさん登場することから、
過去・現在・未来という時系列が関係してくるのでしょうか……
2019年9月の東京ゲームショウで「いいねをもらいながら、世界中のプレイヤーと交流し助け合いつつ
ミッションを進め、世界を繋げていくゲーム」であり、これを「ストランドゲーム」と名付けている、ということが明らかにされました。
どうやらまったく新しいゲームになるようです、これについては別に記していこうと思います。

Apocalyptica(アポカリプティカ)とは
そんな2019年11月発売予定の注目作の告知映像の音楽に起用されたのが、
フィンランドのバンド「Apocalyptica(アポカリプティカ)」
チェリスト3人とドラムという、特殊な編成のヘヴィメタルバンドです。
途中、エレキギターのような音が聞こえてきて、これはいったいどういうこと?と思った人も多いだでしょう。
実はこれも、チェロの音なんです
チェロをエレキギターのようにひずませることで激しい音に作り替えているのです。
チェロは弓と弦の摩擦(まさつ)で音を出すので、
その音をひずませるとギターとはまた違う分厚いサウンドになります。
また、音域が広いので、ベース、ギター、ソロ、すべてをチェロで務めることが可能なのです
シベリウス音楽院で学んだメンバーから生まれたバンド。
美しいクラシック楽器としてのチェロと、クラシックを超えたチェロ。
その両方を楽しめるのがアポカリプティカの魅力でしょう!
DS最新トレーラーは僕の大好きなフィンランドのバンドApocalypticaの楽曲を使っています。使用曲“PATH”の歌入り(PATH VOL・2)が入っている特別盤アルバムは、当時、日本では手に入りにくく、ハンブルクで、ベスト盤はプラハで購入しました。また9/24には、嬉しい事に、東京で彼らのライブがあります。 pic.twitter.com/yGz3SDShxJ
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) May 29, 2019
本作ではオリジナルの「PATH」に加え、
ゲストボーカルとしてSandra Nasicの歌が入った「PATH Vol.2」が使用されています
ぜひ今後も『DEATH STRANDING』とともに、『Apocalyptica』もチェックして下さい
(画像:『DEATH STRANDING』公式サイトより引用)
https://www.jp.playstation.com/games/death-stranding/